MapleCure（メイプルキュア）
●MapleCureとは
MapleCure®は 英国オックスフォード大学および国立富山大学との共同研究において、約300種類の植物と、そこに含まれる多くの植物成分の中から厳選されたマルチエフェクトなアンチエイジング原料です。
モミジやカエデ、メープルツリーなどに含まれるこの微量成分は、一般名ギンナリンB として知られるカエデタンニンの一種で，肌本来の機能に働きかけることで肌の中からバリア機能成分を増やし、さらに紫外線による光老化の予防・改善効果を持つことから、シワやキメ、シミ、くすみなどの予防・改善効果を発揮します。
植物中のカエデタンニンには多くの刺激性類縁体が含まれていることから、私たちは独自の化学製法を開発することにより、それらの有害成分を含まない高純度なMapleCureの供給を実現いたしました。
●in vitro 試験
セラミド増加作用1)
MapleCureにはセラミドの合成促進＋分解抑制のデュアルアクションによって肌のセラミド量を増加させる作用があります。
3次元皮膚モデルを用いた一週間の培養試験において、MapleCureを添加することでセラミド量が1.3倍に増加することが確認されました。
フィラグリン増加作用2)
フィラグリンは天然保湿因子の原料であり、その量は肌のバリア機能に大きな影響を与えます。
3次元皮膚モデルを用いた一週間の培養試験において、MapleCureを添加することでフィラグリン量が3倍に増加することが確認されました。
3次元皮膚モデルの組織切片（フィラグリン染色）
コントロール
MapleCure 0.002% 添付
その他の作用
・ターンオーバー促進作用2)
・抗酸化作用
・チロシナーゼ阻害作用
・抗酸化作用
・チロシナーゼ阻害作用
●in vivo 試験
肌改善効果
健常な日本人女性23名を対象に0.1%MapleCure配合化粧水およびプラセボ化粧水をそれぞれ顔面の左右に塗布（1日2回）し、試験前、2週間後、4週間後に機器測定および視感評価によりMapleCureの肌改善効果を評価しました。
ヒト試験でこれだけの効果が実証されています
- 角層水分量の増加
- 経表皮水分蒸散量
の減少 - シミ・くすみの改善
- シワの改善
- キメの改善
- 皮膚柔軟性・
弾力性の改善
キメ改善例
頬部レプリカ画像（37歳女性）
シワ改善例
目尻シワ解析画像（52歳女性）
乾燥による小ジワを目立たなくする効果が認められました
「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」に従った試験において有意な結果が得られました。
●製品情報
| 製品名 | ： | MapleCure |
| 成分表示名称 | ： | 没食子酸無水ソルビトール |
| INCI名 | ： | Anhydroglucityl Gallate |
| 包装量 | ： | 1g、10g、100g |
| 製品名 | ： | MapleCure LB |
| 組成 | ： | 没食子酸無水ソルビトール（1.0%）、水（66.7%）、BG（30.0%）、 クエン酸（1.2%）、クエン酸Na（1.1%） |
| 包装量 | ： | 500g |
●参考文献
3) セラミド調整剤（特許第6948654号）
4) セラミド含量増加剤（特許第6830580号）
