本検査は、非乾燥の抗原タンパク質を使用し、少量の血清から従来製品対比で、多種類の自己抗体を個別かつ一度に網羅的に検出できる、間接蛍光抗体法を使用した研究検査です。
本検査では全身性強皮症関連と皮膚筋炎・多発性筋炎関連の自己抗体検出が可能で、検査結果は各抗原に対する検出抗体の定量値(インデックス値)をご報告いたします。

※本検査用チップは、東京大学大学院医学系研究科皮膚科学 佐藤伸一教授、吉崎歩講師のご監修のもと開発され、A-Cube(Autoantibody Array Assay)と命名して頂きました。
※本検査技術は、国立研究開発法人産業技術総合研究所により開発された技術であり、検査結果は、産総研ベンチャーのプロテオブリッジ株式会社よりご提供致します。

A-Cube検査イメージ

A-Cube検査イメージ

A-Cube検査用チップは、立体構造を維持したまま抗原タンパク質を搭載しております。

<A-Cubeシリーズ>
分類 検査項目 検体材料・検体量 保存方法 検査方法 基準値 検査料
(判断料)
検査依頼書
同意書
研究検査 自己抗体関連
A-Cube
全身性強皮症(SSc)
関連抗体検出セット

31抗原
<検出抗体(抗原)>
CENP-A(CENPA), CENP-B(CENPB), CENP-C(CENPC), Scl-70/TopoⅠ(TOP1), RNAPⅢ/RPC155(POLR3A), RNAPⅢ/RPC62(POLR3C), RNAPⅠ(POLR1A), RNAPⅡ(POLR2A), Th/To/7-2RNP(POP1, RPP25), U3-RNP/Fibrillarin(FBL), hUBF/NOR90(UBTF), U11/U12-RNP(RNPC3), SSSCA1(SSSCA1), AMA-M2/ミトコンドリアM2(DLAT, DLST, DBT, PDHX), p80-coilin(COIL)

U1-RNP_70(SNRNP70), U1-RNP_A(SNRPA), U1-RNP_C(SNRPC), U2-RNP(SNRPB2), Ku(XRCC5, XRCC6), PM-Scl100(EXOSC10), PM-Scl75(EXOSC9), Ki(PSME3),SS-A/Ro52(TRIM21), SS-A/Ro60(TROVE2), SS-B(SSB)
血清
300μL
凍結 間接蛍光抗体法 インデックス値
(-)
7.0未満
(±)
7.0以上
10.0以下
(+)
10.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上
13.0以下
(+)
13.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上
25.0以下
(+)
25.0を超える
別途見積 検査依頼書

同意書
(任意※)
A-Cube
皮膚筋炎/多発性筋炎(DM/PM)
関連抗体検出セット

46抗原
<検出抗体(抗原)>
Jo-1(HARS), PL-7(TARS), PL-12(AARS), EJ(GARS), KS(NARS), OJ(IARS, EPRS, LARS, MARS, QARS, KARS, RARS, DARS, AIMP1, 2, 3), Zo(FARSA, FARSB), Ha(YARS) SRP(SRP54, 14, 19, 68, 72), Mi-2(CHD3, CHD4), TIF1-γ/p155(TRIM33), TIF1-α/p140(TRIM24), TIF1-β(TRIM28), MJ/NXP-2(MORC3), SAE(SAE1, UBA2), SMN(SMN1), cN1A(NT5C1A)

U1-RNP_70(SNRNP70), U1-RNP_A(SNRPA), U1-RNP_C(SNRPC), U2-RNP(SNRPB2), Ku(XRCC5, XRCC6), PM-Scl100(EXOSC10), PM-Scl75(EXOSC9), Ki(PSME3),SS-A/Ro52(TRIM21), SS-A/Ro60(TROVE2), SS-B(SSB)
血清
300μL
凍結 間接蛍光抗体法別途見積 検査依頼書

同意書
(任意※)
A-Cube統合セット
(SSc+DM/PM関連抗体検出)

65抗原
血清
300μL
凍結 間接蛍光抗体法 別途見積 検査依頼書

同意書
(任意※)

斜体:SSc とDM/PMで共通している検出抗体(抗原)

【参考】A-Cube検出抗体・抗原対応リスト

※A-Cubeは、株式会社伏見製薬所とプロテオブリッジ株式会社が共同受託する研究検査です。
A-Cubeを受けて頂く方には、検査結果をプロテオブリッジ株式会社の研究に利用させていただくことに任意でご同意頂いております 。
なお当該同意書が無くても、検査の受託は可能です。

分類 検査項目 検体材料・検体量 保存方法 検査方法 基準値 検査料
(判断料)
検査依頼書
同意書
生化学的検査 腎機能関連検査 ペントシジン(Pent) 血漿
500μL
凍結 ELISA法 0.00915~0.0431
μg/mL
〔区分D007 31〕
118点
(144点)
※血漿のみ
検査依頼書
アミノ酸(一種) ホモシステイン(Hcy) 血漿
500μL
凍結 HPLC法 M 7.9~19.89
μmol/L
F 4.5~15.3
μmol/L
〔区分D010 4〕
287点
(144点)
検査依頼書
研究検査 腎機能関連 インドキシル硫酸(IS) 血清
500μL
凍結 HPLC法 1.87μg/mL以下 別途見積 検査依頼書
パラクレゾール(Cres) 血清
500μL
凍結 HPLC法 別途見積 検査依頼書
フェノール(Phe) 血清
500μL
凍結 HPLC法 別途見積 検査依頼書
AGEs関連 尿中ペントシジン(u-Pent) 尿1mL 凍結 ELISA法 0.01942~0.0701
μg/mg・Cre
別途見積 検査依頼書
カルボキシメチルリジン(CML) 血漿
500μL
凍結 ELISA法 2.65~6.23μg/mL 別途見積 検査依頼書
3-デオキシグルコソン(3-DG) 血漿
500μL
凍結 HPLC法 3.76~18.14ng/mL 別途見積 検査依頼書
メイラード反応生成物X(MRX) 血漿
500μL
凍結 HPLC法 89.598~165.232μg/mL 別途見積 検査依頼書
尿1mL 0.8092
μg/mg・Cre以下
別途見積 検査依頼書

研究検査

自己抗体関連
検査項目 A-Cube
全身性強皮症(SSc)
関連抗体検出セット

31抗原
<検出抗体(抗原)>
CENP-A(CENPA), CENP-B(CENPB), CENP-C(CENPC), Scl-70/TopoⅠ(TOP1), RNAPⅢ/RPC155(POLR3A), RNAPⅢ/RPC62(POLR3C), RNAPⅠ(POLR1A), RNAPⅡ(POLR2A), Th/To/7-2RNP(POP1, RPP25), U3-RNP/Fibrillarin(FBL), hUBF/NOR90(UBTF), U11/U12-RNP(RNPC3), SSSCA1(SSSCA1), AMA-M2/ミトコンドリアM2(DLAT, DLST, DBT, PDHX), p80-coilin(COIL)

U1-RNP_70(SNRNP70), U1-RNP_A(SNRPA), U1-RNP_C(SNRPC), U2-RNP(SNRPB2), Ku(XRCC5, XRCC6), PM-Scl100(EXOSC10), PM-Scl75(EXOSC9), Ki(PSME3),SS-A/Ro52(TRIM21), SS-A/Ro60(TROVE2), SS-B(SSB)
検体材料
検体量
血清
300μL
保存方法 凍結
検査方法 間接蛍光抗体法
基準値 インデックス値
(-)
7.0未満
(±)
7.0以上10.0以下
(+)
10.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上13.0以下
(+)
13.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上25.0以下
(+)
25.0を超える
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書

同意書
(任意※)
検査項目 A-Cube
皮膚筋炎/多発性筋炎(DM/PM)
関連抗体検出セット

46抗原
<検出抗体(抗原)>
Jo-1(HARS), PL-7(TARS), PL-12(AARS), EJ(GARS), KS(NARS), OJ(IARS, EPRS, LARS, MARS, QARS, KARS, RARS, DARS, AIMP1, 2, 3), Zo(FARSA, FARSB), Ha(YARS) SRP(SRP54, 14, 19, 68, 72), Mi-2(CHD3, CHD4), TIF1-γ/p155(TRIM33), TIF1-α/p140(TRIM24), TIF1-β(TRIM28), MJ/NXP-2(MORC3), SAE(SAE1, UBA2), SMN(SMN1), cN1A(NT5C1A)

U1-RNP_70(SNRNP70), U1-RNP_A(SNRPA), U1-RNP_C(SNRPC), U2-RNP(SNRPB2), Ku(XRCC5, XRCC6), PM-Scl100(EXOSC10), PM-Scl75(EXOSC9), Ki(PSME3),SS-A/Ro52(TRIM21), SS-A/Ro60(TROVE2), SS-B(SSB)
検体材料
検体量
血清
300μL
保存方法 凍結
検査方法 間接蛍光抗体法
基準値 インデックス値
(-)
7.0未満
(±)
7.0以上10.0以下
(+)
10.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上13.0以下
(+)
13.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上13.0以下
(+)
13.0を超える
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書

同意書
(任意※)
検査項目 A-Cube統合セット
(SSc+DM/PM関連抗体検出)

65抗原
検体材料
検体量
血清
300μL
保存方法 凍結
検査方法 間接蛍光抗体法
基準値 インデックス値
(-)
7.0未満
(±)
7.0以上10.0以下
(+)
10.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上13.0以下
(+)
13.0を超える

インデックス値
(-)
10.0未満
(±)
10.0以上13.0以下
(+)
13.0を超える
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書

同意書(任意※)

斜体:SSc とDM/PMで共通している検出抗体(抗原)

【参考】A-Cube検出抗体・抗原対応リスト

※A-Cubeは、株式会社伏見製薬所とプロテオブリッジ株式会社が共同受託する研究検査です。
A-Cubeを受けて頂く方には、検査結果をプロテオブリッジ株式会社の研究に利用させていただくことに任意でご同意頂いております 。
なお当該同意書が無くても、検査の受託は可能です。

生化学的検査

腎機能関連
検査項目 ペントシジン
(Pent)
検体種類・検体量 血漿
500μL
保存方法 凍結
検査方法 ELISA法
基準値 0.00915~0.0431μg/mL
検査料
(判断料)
〔区分D007 31〕
118点
(144点)
※血漿のみ
検査依頼書
同意書
検査依頼書
アミノ酸(一種)
検査項目 ホモシステイン(Hcy)
検体種類・検体量 血漿
500μL
保存方法 凍結
検査方法 HPLC法
基準値 M 7.9~19.89μmol/L
F 4.5~15.3μmol/L
検査料
(判断料)
〔区分D010 4〕
287点
(144点)
検査依頼書
同意書
検査依頼書

研究検査

腎機能関連
検査項目 インドキシル硫酸(IS)
検体種類・検体量 血清
500μL
保存方法 凍結
検査方法 HPLC法
基準値 1.87μg/mL以下
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書
検査項目 パラクレゾール(Cres)
検体種類・検体量 血清
500μL
保存方法 凍結
検査方法 HPLC法
基準値
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書
検査項目 フェノール(Phe)
検体種類・検体量 血清
500μL
保存方法 凍結
検査方法 HPLC法
基準値
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書
AGEs関連
検査項目 尿中ペントシジン(u-Pent)
検体種類・検体量 尿1mL
保存方法 凍結
検査方法 ELISA法
基準値 0.01942~0.0701μg/mg・Cre
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書
検査項目 カルボキシメチルリジン(CML)
検体種類・検体量 血漿
500μL
保存方法 凍結
検査方法 ELISA法
基準値 2.65~6.23μg/mL
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書
検査項目 3-デオキシグルコソン(3-DG)
検体種類・検体量 血漿
500μL
保存方法 凍結
検査方法 HPLC法
基準値 3.76~18.14ng/mL
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書
検査項目 メイラード反応生成物X(MRX)
検体種類・検体量 血漿
500μL
保存方法 凍結
検査方法 HPLC法
基準値 89.598~165.232μg/mL
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書
検査項目 メイラード反応生成物X(MRX)
検体種類・検体量 尿1mL
保存方法 凍結
検査方法 HPLC法
基準値 0.8092μg/mg・Cre以下
検査料
(判断料)
別途見積
検査依頼書
同意書
検査依頼書

AGEsとは、Advanced Glycation End Productsの略語であり、下記に示す蛋白糖化反応における後期反応生成物の総称です。

AGEs構造は、現在までにin vitroで生成するものを含め数十種類特定されており、図1にAGEs構造体の一部を示します。

AGEsは、さまざまな疾患との関わりが示唆されています。
初期反応生成物であるヘモグロビンA1cは、血糖コントロールの指標として糖尿病の検査に不可欠です。これに伴い後期反応生成物のAGEsについても、糖尿病血管合併症、動脈硬化、神経変性疾患、加齢関連疾患などとの関連が報告されています。
当社は、AGEsの一つであるペントシジンが、腎疾患診断の補助に有用であることを証明し、ELISA法で測定するキットを先駆けて開発しました。このキットを用いて受託測定を行っています。
また、ペントシジン以外にもカルボキシメチルリジン(CML)、3-デオキシグルコソン(3-DG)といったAGEsの受託測定を行っています。
当社は、AGEsの測定項目の拡充のため、AGEsの測定系の開発に取り組んでいます。機器分析や免疫手法を用いて測定方法を開発しています。

尿毒症物質は、腎疾患患者の体内に蓄積することにより、倦怠感や疲労感などの尿毒症症状を引き起こすと考えられる物質です。88種類の尿毒症物質が報告されていますが、インドキシル硫酸は代表的な尿毒症物質の一つです。

インドキシル硫酸の正常な生成および排出機序を下記に示します。
まず、経口摂取した蛋白質の中の必須アミノ酸の一つであるトリプトファンが、大腸内で主に大腸菌によりインドールに変換されます。次いで肝臓において硫酸抱合を受けインドキシル硫酸になり尿中に排出されます。

腎機能の低下に伴い、本来排出されるインドキシル硫酸の尿中排泄が減少します。
血中での濃度が上昇すると尿毒症症状を引き起こします。

当社は、高速液体クロマトグラフィーを用いた分析により、インドキシル硫酸の受託測定を行っています。生体試料以外の透析液などにも実績があり、測定への多様なご要望に対応します。

STEP 1

お取引のお申込み

検査のご依頼の際には、まずは衛生検査センターまでお問合せください。担当者がご依頼の内容等をお伺いいたします。

株式会社伏見製薬所 衛生検査センター 〒763-0042 香川県丸亀市港町307 TEL 0877-22-6276 FAX 0877-22-6280 th@fushimi.co.jp

STEP 2

検査依頼書

お申し込みのご連絡後、検査依頼書に必要事項をご記入のうえ、郵送、FAXまたはE-mailにて衛生検査センター宛にご送付ください。

STEP 3

検体のご送付

検査依頼書と検体をご照合のうえ、衛生検査センター宛に宅配便 ( 着払 ) でご送付ください。 輸送に要する日数をご勘案のうえ、ドライアイスをご使用ください。 [ お願い ] -10℃~ -70℃で凍結保存をお願いいたします。

STEP 4

検査結果のご報告

生化学的検査には5~7日、研究検査には2週間程度いただいております。 検査結果は所定の報告書にてお届けいたします。

STEP 5

検査料金ご請求とお支払い方法

請求書は検査結果報告書と一緒にお送りいたします。お支払いは、請求書に記載しております金融機関へ、振込にてお願いいたします。

FAXでのご依頼

下記の検査依頼書PDFファイルをダウンロードして、検査依頼書を印刷してください。

必要事項をご記入の上、こちらのFAX番号(0877-22-6280)までご送付ください。

検査依頼書PDFファイルのダウンロード

Eメールでのご依頼

下記の検査依頼書WORDファイルをダウンロードしてください。

必要事項をご入力の上、添付ファイルとして、下記のメールアドレスまでご送付ください。
th@fushimi.co.jp

検査依頼書WORDファイルのダウンロード

お問合せ、資料のご請求などはこちらまでお願い致します。

検査のご依頼の際には、まずは衛生検査センターまでお問合せください。

担当者がご依頼の内容等をお伺いいたします。

株式会社伏見製薬所 衛生検査センター

〒763-0042 香川県丸亀市港町307
TEL 0877-22-6276 FAX 0877-22-6280
th@fushimi.co.jp

資料はこちらからもダウンロードできます。

検査案内(PDFファイル 562KB)

<